2000年 フォンタローロ フェルシナFONTALLORO FELSINAの販売[ヴィンテージワイン専門店のNengou-wine.com]

フェルシナと言えばフォンタローロと言うくらい、生産者フェルシナの名前を知らしめた銘酒がこちらのフォンタローロです。

粘土石灰質土壌区域と砂質土壌区域で育てられたふたつのサンジョベーゼ種を巧にブレンドすることで、古典的なキャンティ・クラッシコを超える、これまでに無かった味と香りの強いイタリアワインが生み出されました。

1983年が最初のヴィンテージとなったフォンタローロは、ワイン雑誌でも多く取り上げられ、長命さや優雅さが高く評価されてきました。

このヴィンテージの出来をワイン評論家は2004年4月のテイスティングで「2000年のフォンタローロは、いつも通り、キャンティ・クラッシコのアペラシオンの範囲内と範囲外の畑で栽培された、このワイナリーの最高のサンジョヴェーゼ種を象徴するワインとなった。

健全さと純粋さを示す濃く深いルビー色から紫がかった濃い赤で、サクランボのリキュールとプラムの力強い香りがグラスから立ち、このワインの特徴であるタバコ、湿った土、森の下草の果実香によって、さらに複雑さを増している。

リゼルヴァの2本に比べて、タンニンはより親しみやすくて、そう長くはなくても2010年の半ばまでは熟成するだろう。最上の飲み頃予想は2004年～2015年。

かつてのものでは1970年と1971年が最も印象的だったフェルシーナは、30年以上キャンティ・クラシコで最高のワインを造ってきたので、2000年がこのワイナリーにとって成功したヴィンテージだったことは驚くにはあたらない。

しかし畑はキャンティ・クラシコの中でも温暖な南部にあり、8月の猛暑は間違いなくブドウに大きなストレスを与えた。」と評価してきました。