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1957年はフランス・ボルドー地方では冷夏と多雨の悪条件が重なってしまいましたが、良好な酸があり、水はけの良い土壌のシャトーが難を逃れています。一般にはワインの質にバラツキがあるので、実力のあるシャトーのものがお薦めです。ポイヤックとグラーブ地区の可能性が高いです。シャトー・ラ・ミッション・オーブリオンやシャトー・オーブリオン、シャトー・ラフィット・ロートシルトは絶賛されていますが、ストックはまず見つけられず残念です。なお、その他の銘柄でも近年まで生産者にストックされていたものが見つかった場合はリスクの少ない買い物となります。
白ワインの甘口ソーテルヌは爽やかな酸を持ちすっきりとした切れ上がりとなっています。
ブルゴーニュ地方の赤ワインは良い酸味がありボルドー赤ワインに勝る味わいです。穏やかな春から一足飛びに酷暑の初夏となりました。白ワインは5月に霜の被害を受けたシャブリの畑は壊滅的となってしまいました。その他の地域ではしっかりとしていて果実味豊かな味わいです。
降水量
371mm
(平年の96%)
積算温度
3043
(平年の96%)
30度
以上の日数
15日
収穫日
10月1日頃~
10月12日頃
スタッフより
1957年は前年の1956年のワインが難しかったこともあり、当初から期待され、買い込まれた年のひとつです。当時はまだシャトー元詰めばかりではなかったので、ワイン商のオリジナルラベルのボトルが5大シャトーを除く多くのシャトーで出てきます。
樽ごとワイン商に運ばれて詰められたボトルは非常にユニークで年号ワインならではの逸品です。
出来についてはシャトーごとにバラツキがあった年とされています。