1959年ワイン
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1959年のワインの出来
1959年はフランス・ボルドー地方はワインの一大消費地・イギリス市場で最も人気のある、戦後一番がっしりとした酒質と深みに恵まれた、文句なしの『世紀のビンテージ』です。ブドウの生育期が極めて恵まれた天候でした。『超グラン・ヴァン』とも言われ讃美されています。
ブルゴーニュ地区の赤ワインも壮麗なる作柄としてもてはやされました。ヨーロッパ全般で出来が良かった恵まれた年になりました。6月に理想的な開花、7月と8月は暑く乾燥しその後の雨でブドウの実が大きくなり、暑い天候の中で早めの収穫となり、高品質で記録的な生産量を誇る年となりました。
シャンパーニュ地方も大量出荷で素晴らしい出来栄えです。秀逸な当たり年だった1952年産、1953年産、1955年産の英国ストックがつきていた頃合いでタイミング良く市場が潤いました。
1959年 ボルドー地方の天候
降水量
331mm
(平年の86%)積算温度
3310
(平年の104%)30度
以上の日数21日
収穫日
9月23日頃~
10月3日頃
1959年のワイン分類別評価
- ・ボルドー赤:★★★★★
- ・ボルドー白:★★★★
- ・甘口ソーテルヌ:★★★★★
- ・ブルゴーニュ赤:★★★★★
- ・ブルゴーニュ白:★★★
- ・エルミタージュ:★★★★
- ・ロワール:★★★★★
- ・ドイツ:★★★★★
- ・オーストリア:★★★★★
- ・ハンガリー:★★★★★
- ・シャンパン:★★★★★
スタッフより

1959年は1950年代で圧倒的な品揃えを誇る、当時の新聞でも「世紀の当たり年」と報道された出来の良い年です。芸術的な壮大なスケールのワインが数多く造られ、価格もそれなりのところまで上昇した年となっています。
ワイン愛好家であれば一度はこの年を試してみたくなる、多くの人と魅了してきたロマンチックな年でもあります。
