ソムリエより

味わいのバランスが良く、口当たりは柔らかなボルドーワインです。格付シャトーも運営している名門リュルトン家が持つシャトーの内の一つで、さすがの品質です。

黒系果実やオリーブ、インク、スパイス、革、腐葉土のイメージが広がります。角は無く終始なめらかに口内を流れてゆく心地よさ。

ソムリエより

白ワインの権威でボルドー大学教授のデュブルデュー氏がオーナーの頼もしいシャトーです。樽香と熟した果実のニュアンスを上品に表現することに長けています。

グレープフルーツなどの柑橘類と、もう少し甘いリンゴの香りが広がり優しい気持ちになります。チョークのようなミネラル感、厚みのある酸味、ほのかな苦みのハーモニーが美味しいです。長い余韻はお値段以上の豊かさが魅力です。

ソムリエより

シャトー　ペデスクローの土壌は石灰岩の下層土のガロンヌ砂利。土の力強さと、砂利の純粋な優雅さを合わせ持っています。ポイヤックならではの複雑味とバランスの良さを堪能できます。濃密でシルキーな舌触りに魅了されます。

多くがヨーロッパで販売されていて日本ではあまり流通していない銘柄です。格付けワインのシャトー・ムートン・ロートシルトやシャトー・ポンテ・カネなど、ポイヤックの中でも名だたるシャトーの近隣という好立地に位置します。

揺るぎないロケーションの良さと高品質を誇る割には比較的リーズナブル。今世紀に入って新しく建てられたガラス張りのスケルトン醸造所は話題となり今後も注目のシャトー。

ソムリエより

評価は100点満点、飲み頃ピークは2068年までと予想されている極上品です。子孫へ贈る家宝にもなりそうな1本です。

2016年は夏の剪定や収穫の時期をよく見極め、ブドウ品種の割合はカベルネ・ソビニオン種を高めに変更して見事に成功させました。ゴージャスで華やか、エキゾチックに仕上がっています。アタックははっきりと感じますが、力強さだけではない全体のバランスの良さにも感服します。

19世紀に輸出業で財を成したオーナーは「サンテステフのマハラジャ」とも呼ばれ、インドへ輸出したワインを持ち帰って飲んでみるととても美味しく大評判になったという銘柄です。東洋風のシャトーがラベルにもデザインされています。