ソムリエより

ラベルに描かれたブロンズのサークルは太陽や和らぎを表しています。
ワインからも陽気さを感じられます。味わいのバランスがとても良いです。美しい赤紫色、赤や黒のベリー系果実のニュアンスにタイム、ローズマリーなどをイメージさせられるハーブの爽やかな風が吹き込みます。豊潤でぽっちゃりとした印象。口当たりは柔らかくタンニンや酸味はきれいに溶け込んでいます。土やエスプレッソに似た深みも心地よいミディアムボディーで楽しく飲み進みます。

ミネルヴォワに見せられて150ヘクタールの敷地を購入したのが2002年。息子のジャン・シャルルとともに土地の開墾からスタートし初めての瓶詰めは2004年。これからの成長にも目が離せませない生産者です。

ソムリエより

2015年は収穫量は少なくとも夏は暑く乾燥したため凝縮感が高いブドウが収穫されました。ワインはバランスが良く、果実味に溢れています。ラズベリーやクランベリー、ダークチェリー、ハチミツ、シナモンなどがイメージできます。フレッシュでエレガント。優雅なアロマが口内に長く響きます。ソーセージやキノコ料理、パルメザンチーズのリゾットと良くマッチします。

飲み頃は2027年頃までがベストである、とオーナーが提唱しています。

TWOMEYトゥーミーはシルバー・オーク創始者のレイ・ダンカン氏のミドルネームから。

ソムリエより

ジャン＝バプティスト・ブラネールがシャトー　ベイシュヴェルの素晴らしい土壌を気に入り1680年に敷地の一部を買い取ったことから歴史が始まります。現在の畑は60ヘクタール。ラベルの四隅にデザインされた王冠は、19世紀後半に所有者だった複数の貴族を表したもの。

味わいのバランスの良さに定評があり、優雅さ豪華さも持ち合わせた実力有るシャトーです。

こちらの2015年産は特にスパイスやハーブのニュアンスが心地よいです。飲み頃のピークに入り、はっきりとしていたタンニン分が果実味や熟成感と調和し口内で響き合います。

ソムリエより

こちらのクリスチャン・クレルジェは家族経営ですが、ブルゴーニュの最優秀ワイン生産者にもノミネートされる注目の敏腕造り手です。テロワールの個性を尊重し、農薬や人工肥料は使用せず低収量の丁寧な畑仕事をモットーにしています。果実味豊かで成熟度が高い豊かなワインを産み出します。

こちらのワインは深みのあるルビー色。しっかりとした骨格で酸味とタンニン分をはっきりと感じ口当たりはとても滑らかです。フルーティで華やか、そして濃密な味わいです。

2023年現在、飲み頃のピークにあると思います。そして、2015年はワインの当たり年です。繊細さとエレガンスの絶頂にあるピノノワール種をお求めの方にピッタリです。