ソムリエ厳選
2013年のおすすめワインランキング
フランス・ボルドー地方・オー・メドック地区・サンテステフ

カロン・セギュール史上、最もフルボディな堅牢タイプではないでしょうか。可愛らしいハートマークのラベルデザインで大人気の銘柄ですが、ラベルのイメージとは違い、味わいは意外と古典的です。
18世紀にいくつもの銘醸を所有していたセギュール侯爵の「我、ラフィットを造るも心はカロンにあり」という言葉からハートマークになったというロマンティックなエピソードがあります。
メッドク地区の格付けシャトーの内、最も北に位置する粘土の多い畑です。乾燥した年でも長期熟成の可能性を持つワインを産出しています。メルロー種の比率が高くしなやかでなめらかな味わいはワイン通も納得の実力です。
甘い
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辛い
軽い
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重い
生産者:ジョセフ・ペリエ
フランス・シャンパーニュ地方

濃密で爽やか、バランスが素晴らしい熟成シャンパーニュです。
2013年のシャンパーニュ地方の出来は95点、とても良い出来のお薦め産地です。
ワインの色はゴールドイエロー。濃い色合いの見た目と同じく、味わいにも厚みがあります。レモンやリンゴ、マスカット、黄桃などの甘い果実のイメージに加え、ハチミツやトースト、花などの芳香が優雅です。味わいも豊かでボリュームがあります。泡立ちには落ち着きがあり熟成感も見てとれます。口に含むと濃縮感・満足感を感じ、余韻に広がる爽やかさの意外性も相まって調和された味わいに惹かれてしまいます。
甘い
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重い
フランス・ボルドー地方・オー・メドック地区・サンジュリアン

「シャトー・ランゴア・バルトン」の弟分で、5年遅れの1826年の設立です。味わいの違いは、僅かながらこちらの「シャトー・レオヴィル・バルトン」の方がしっかりとした骨格があります。
カベルネソーヴィニヨンの比率が高く、古典的でバランスの良くとれたスタイルです。メドック地区の名の知れた銘醸シャトーをお探しの方にお薦めです。
この2013年産は例年よりミネラル感が強く全体の印象は軽めの仕上がり。骨格はしっかりとしているため長命で、さらに熟成してこれから花が開いてゆくでしょう。楽しみにセラーで保管されても良いですし、待ちきれずに抜栓し若々しさを体感してみても良いでしょう。
2010年からはアイルランド国籍を持つ女性のリリアン・バルトン・サルトリウスが父親アンソニーからシャトーを引き継ぎ9代目オーナーとなっています。さらに10代目となり得る2人の子供にも期待のまなざしが注がれます。
甘い
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重い
生産者:ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ
フランス

ヴォルネイ村の中でも広めの畑のもので上品さが魅力です。ワインは綺麗に澄んだルビー色。小さな赤い果実の香りに、スパイス、ミント、腐葉土や葉の熟成感が広がります。口あたりはとても優しく、全体的にはエレガントで女性的です。
一族で200年以上に渡り畑を守り続けている生産者です。2003年からは6代目のギヨーム・ダンジェルヴィーユ氏が11.5ヘクタールの敷地を管理しています。
※シャンパンという畑の名が付いた赤ワインです。発泡性のシャンパンではございません。
甘い
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重い

ヴィンテージワインガイド
2013年 のワインの出来

2013年はボルドー地方の春は寒く多雨。花振るいや結実不良が起こり、開花に遅れが生じた畑もありました。果皮が厚く小粒で、そのため少量ですが濃縮された高品質のカベルネ・ソーヴィニヨン種を作った生産者もありました。夏は暑く乾燥し安定しない年でした。このような天候を見ながら良い改善を行う生産者たちのノウハウが試されたテクニックのヴィンテージでした。畑ごと、列ごと、木ずつと丁寧な仕事が要求されました。
グラーヴ地区はペサック・レオニャンの白ワインはよく熟し、アロマティックで綺麗な酸をもったワインができあがっています。
甘口白ワインのソーテルヌ地区は1980年以来最も収量は少なかったですが上品です。
ブルゴーニュ地方は白ワインのシャブリが収量は低いですが上出来です。健全でミネラル感が溢れています。10月5日の豪雨の前に摘み取りを終えた生産者が濃度と酸味を保った素晴らしいワインを造りました。
シャンパーニュ地方は冬は寒く最低気温は-12℃まで下がり、雨も多いースタートとなりました。夏はシャンパーニュ地方では珍しく暑く乾燥しブドウが良く成長しました。安定しない天候ではありましたが、結果的にはまずまずの出来。グランクリュは上質です。
当初否定的な意見もみられた2013年ですが悲観しすぎずに気になるワインをピックアップされることをお薦めします。

- スタッフより一言
2013年のボルドー地方は当たり年というレベルではないものの、悲観する年でもなく、非常に良いワインもございます。総じて85点と言ったところでしょうか。気になるワイン、お好きな産地のワインをピックアップされることをお薦めします。 いつのヴィンテージにもいえることですが、実力・経験・状況に合わせたノウハウを持つ生産者は必ず成功しています。
▶ 2013年の商品リストはこちらから
- 2013年の
ワイン分類別評価 - ・ボルドー赤:★★★
- ・ボルドー白:★★★★
- ・甘口ソーテルヌ:★★★★
- ・ブルゴーニュ赤:★★★★
- ・ブルゴーニュ白:★★★★
- ・シャンパン:★★★★★
- ・ローヌ赤:★★★★
- ・イタリア:★★★★
- ・スペイン:★★★★
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2013年のヴィンテージワイン
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ヴィンテージワインや、その詳しい情報を探している方に著名なワイン評論家が付けた評価などの専門的なコンテンツをこのヴィンテージワインガイドで提供しています。
- ボルドー地方の天候
2013年 - 降水量492mm(平年の122%)
- 積算温度3235(平年の97%)
- 30度以上の日数23日
- 収穫日9月24日頃~
10月11日頃
- 降水量
2013年のヴィンテージワイン例のご紹介
こちらのボトルの他2013年のワインを色々と取り揃えております。

ワイン名 | シャトー カロン セギュール (赤ワイン) |
---|---|
生産地 | ![]() |
平均的なブレンド比率 | カベルネ・ソビニオン種65%、メルロ種20%、カベルネ・フラン種15% |
税込み価格 | 40,700円 |
評価 | ★★★★☆ |
このワインの弊社在庫 | 在庫有り |
説明 |
ハートのマークがラベルの意匠になっている為、人気のあるワインです。 12世紀以来の歴史と伝統を誇るシャトーで、味わいと歴史と評価の全てが秀逸な銘柄となっています。 このヴィンテージの出来をワイン評論家は2014年8月のテイスティングで「2013年のシャトー・カロン・セギュールは紛れもなくこのヴィンテージのスターのひとつである。 収穫はメルロ種が10月初旬からで、育成の遅いカベルネ・ソーヴィニヨン種では10月の第2週目まで行われた。 健全さを示す不透明な紫色をしており、お香、甘いカシス・リキュール、甘草、黒鉛のタッチの輝かしい香りがグラスから立つ。 味わいはフルボディーで、豊かで肉付きが良く、驚くほど深く濃厚で、特にこのヴィンテージのワインにしては驚くほど濃い。 2013年のワインにしては、ほとんど典型的な厚みがあり、リッチである。 それにもかかわらず、タンニンは柔らかく、2~3年の瓶熟後は比較的飲みやすいワインになるだろう。このワインは上昇傾向にある。 賢くて抜け目のない読者は、このヴィンテージだけでなく、カロン・セギュールの将来のヴィンテージにも注目すべきだ。 この2013年産は一貫して優れたワインから傑出したワインへと、そしてメドック地区のもう一つの潜在的な先発品種となる準備ができているワインへと、カロン・セギュールは歴史的な転換期を迎えることになるかもしれない。 収穫量は1ヘクタールあたり36ヘクトリットルで、最終的にはカベルネ・ソーヴィニヨン種が92%、メルロ種6%、プティ・ヴェルド種2%のブレンドとなり、天然アルコール度数は13.1%になった。 過去3~4年分のノートを全て調べてみないと分からないが、これほどカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いカロン・セギュールを覚えていない。」と高く評価してきました。 甘い
辛い 軽い
重い |
スタッフより![]() |
カロン・セギュール史上、最もフルボディな堅牢タイプではないでしょうか。可愛らしいハートマークのラベルデザインで大人気の銘柄ですが、ラベルのイメージとは違い、味わいは意外と古典的です。 18世紀にいくつもの銘醸を所有していたセギュール侯爵の「我、ラフィットを造るも心はカロンにあり」という言葉からハートマークになったというロマンティックなエピソードがあります。 メッドク地区の格付けシャトーの内、最も北に位置する粘土の多い畑です。乾燥した年でも長期熟成の可能性を持つワインを産出しています。メルロー種の比率が高くしなやかでなめらかな味わいはワイン通も納得の実力です。 |
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