ソムリエより

肉厚でしっかりとした骨格を持っていますが、甘い果実味にあふれ、ふくよかな印象も感じます。角のないフレンドリーなスタイル。合わせるお料理はベーコンソーテやハンバーグ、ビーフシチュー、お好みのチーズなどで気軽にお楽しみください。

ソムリエより

評価ポイント97点の素晴らしい高得点。こちらのシャトーとしても最高得点の傑出したヴィンテージ。

ワインは渋みもエグミもありますが緊張感のある引き締まった味わいがボルドーらしいです。カシスやハーブのニュアンスがあり、酸は伸びやかで余韻が長く優雅な印象が残ります。サンジュリアン地区の他の格付けシャトーに優美さが及ばず長い間もがき努力した成果が見事に現れた素晴らしい出来栄えです。

シャトーのディレクター、ジャン・ルイ・トリー氏はサッカークラブの会長です。以前はオーナーがベルギー人だったため、生産されたワインボトルのほとんどがベルギーへ輸出され現地フランスでも無名でしたが、1982年に彼の義父がシャトーを購入してからはサッカー同様にワインに情熱を注ぎ、知名度を上げてきています。

ソムリエより

ドゥーツ社は1838年に二人のドイツ人、ウィリアム・ドゥーツとピエール・ユベール・ゲルダーマンによって設立されたメゾンです。家族経営が5世代にわたって続けられましたが、1993年に大手メゾンのルイ・ロデレール社の傘下に入りました。代表者が交代し積極的な設備投資を行いワインの品質向上がなされました。

こちらのブラン・ド・ブラン・ミレジメのシャンパーニュはほんのりと緑がかった淡い黄金色。香りはレモンやオレンジなど柑橘類、ハーブ、アーモンドなど多種に富んでいます。透明感と上品さを楽しめるシャンパンです。

素材感の際立つ料理にも、手の込んだ料理にもマッチするオールマイティタイプです。

ソムリエより

ようやく2020年から飲み頃に入り2040年頃までピークにあるだろうと予想されている2010年産です。今飲んでも美味しく、寝かせるのも楽しみな1本です。抜栓するタイミングを悩み続ける喜びがあります。
果実味と凝縮感に富んだ素晴らしい味わいです。特に爽やかな酸味が印象的で甘味に上品さプラスし全体をまとめています。

シャトー・スデュイローは美しい建物とヴェルサイユ風の庭園を持つプレニャック村に位置するシャトーです。当時のボルドー市長ド・スデュイロー氏が所有していた時代にはルイ14世が泊まったこともある由緒正しいもの。1992年に保険会社AXAミレジム社に経営が移ってからさらに品質が向上。

ソーテルヌワインの中でも黄金色の美しさは群を抜いています。味わいは肉厚で力強いスタイルを誇ります。ハチミツや桃のコンポートのように甘美な風合い、バターのようにねっとりとした芳醇さをご堪能頂けます。