ソムリエより

プイィ・フィッセの東側にある畑で、東向きで恵まれた日照によって力強いスタイルのシャルドネワインを造る地域です。

ワイン色は濃いイエロー。香りはリンゴやカリン、パイナップルなど甘味も持った黄色い果実がイメージできます。ミネラル、石灰などの冷たい印象も合わせ持ち、柑橘類の皮に似たほろ苦さがアクセントとなっています。

生産者は、有名だったシャルル・ノエラの系譜を継ぐドメーヌでしたが、1988年にドメーヌは売却されて現在は存在しないドメーヌ名です。シャルル・ノエラという有益なブランド名は、ネゴシアンのセリエ・デ・ウルシュリーヌが譲り受けています。

《マイセラー》こちらのボトルは胴が太く、簡易ワインセラー『マイセラー』に収まりません。

ソムリエより

色は濃いルビー色。木イチゴやブルーベリー、プルーン、スミレ、紅茶、ピーマン、ローリエなどに似た香り。味わいも香りのイメージ通りで酸味と苦味は繊細で、全体的には爽やな赤ワインです。

フィリップ・アリエの畑はシノンのアペラシオンの中心部にあるクラヴァン・レ・コトー村に位置しています。シノン屈指の造り手で最高品質のカベルネ・フラン種を育てています。1980年代にフィリップ・アリエと妻のクロードが、2005年からは息子のピエールも協力しています。丁寧な畑の管理に専念し、味わいは深み、優雅さ、複雑さ、洗練さ、正確さ、凝縮感を増しています。ボルドーの偉大なワインに匹敵するような長期熟成に耐えるワインへと品質を向上させています。

2017年のロワール地方も、例にもれず当たり年です。これまでロワールのワインとはご縁が無かった、という方にも美味しく召し上がっていただけるヴィンテージです。

ソムリエより

カベルネ・ソーヴィニヨン種が好きな方は一度はお試しいただくと良いでしょう。

オーナーが「Life is a Cabernet」と明言しています。カベルネ・ソーヴィニヨンのワインのみで年間合計約10万ケースを造るワイナリーです。熟成樽はアメリカンオークのみを使用しているため、甘くやわらか芳香が豊かです。ストロベリーやキャンディー、シナモン、バニラ、コショウなどがイメージできます。チャーミングな香りの印象と異なり、味わいはとてもエレガントです。

ソムリエより

ムルソーに本拠地を構えるゴヌー一族です。ミシェル・ゴヌーはポマールを中心にコルトンとボーヌに畑を所有しています。伝統的な醸造方法を続ける一方、設備は現代に建て替えも進めています。偉大なヴィンテージのワインはドメーヌが所有するセラーで熟成させた後に出荷され、リリース価格は現行ものと出来る限り同等の値段で出されるため、飲み頃を迎えたワインを気軽に楽しませてくれる良心的な造り手です。

レモン、グレープフルーツ、リンゴなどフルーツの甘い香味に白い花、ナッツ、ハチミツ、ミネラルのニュアンスも堪能できます。尖った酸味はなく丸く厚みのある白ワインです。