ソムリエより

1787年に創業された名門ワイナリーのムーラン・トゥーシェが造る、芳潤甘口のコトー・デュ・レイヨンです。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールを守り続けられています。

ワインは年数の割に明るい黄色をしています。カリンやキンモクセイに似た甘く華やかな風味が溢れます。繊細でエレガント、そして、長い熟成にも堪えられる強いボディーと落ち着きのハーモニーを堪能できます。

《特別な情報》こちらは近年生産者から出荷された蔵出し品で12本入れケースのまま入荷しました。コンディションはしっかりしています。

ソムリエより

シャトー・カルボニューは12世紀にさかのぼる古い歴史を誇ります。面積が広く建物は風光明媚。品質・価格が安定している生産者で、コストパフォーマンスが高いです。

赤ワインの酸味は控えめで渋みは滑らか、エレガントでしなやかなスタイルです。

白ワインの方が有名かと思いますが深みの有る赤ワインもファンが多いです。

ソムリエより

ディケムに似ていて、ディケムより安価なこのワインを買い占めるようなファンもいて、「ディケム・ジュニア」とも呼ばれる銘柄です。

品格を保ちつつも濃密さや力強さを合わせ持ちます。アンズの風味があふれます。

多くのワイン愛好家が出会う機会の無い稀少ワインを記念日にお楽しみください。

ソムリエより

こちらの1994年は「最も成功したビンテージの一つ」とも言われる寿命の長い出来栄えで、1994年のサンテステフの優良銘柄に選ばれています。品質が保証されている高級ワイン、安心してお薦めできます。

シャトー　モンローズのブドウ畑はメドック地区で理想的な条件の整った場所に位置し、セラーや醸造設備にも欠点が無く、第2級格のなかでも評価は常にトップグループです。

濃く長命な味わいは「サンテステフのラトゥール」と呼ばれ賞賛されてきました。19世紀にシャトーカロンセギュールの地所を分割して設立されたメドック地区では比較的新しいシャトー。2006年には建設会社大手のBouygues S.A.ブイーグ社のブイーグ兄弟が約200億円で買収。

名前の由来は、畑近くの山を覆っていた植物のヒースがピンク色の花を咲かせたことから、バラに見立てて「Mount＝山」「Rose＝バラ」という愛らしい名が付けられました。

《特別な情報》この年のサンテステフ地区を代表するベストワインのひとつに選出されています。