ソムリエより

14世紀に建てられたシャトーで、建物の左右にある円形の古い二つの塔が印象的です。近年にワインの品質を高め、設備にも投資され評判を上げてきています。

渋味が抑えられたとても飲みやすいタイプ。青野菜のような清涼感をわずかに感じ、果実味豊か。口当たりは柔らかく全体的にふくよか、おおらかな印象です。

飲み頃は2030年代半ばまで続きます。複数本ストックして、飲み頃期間に何度が飲み比べると楽しいでしょう。

ソムリエより

飲み頃は2020年頃から始まり2037年まで続くと予想されています。1本はすぐに飲んで、もう1本は未来の記念日用にストックがお薦め！

カレラの畑名（商品名）は、今は亡きオーナーのジョシュ・ジェンセン氏の仲間の氏名に由来しています。こちらのセレックは、友人で歯科医師のジョージ・セレック氏の名。ジェンセンにロマネコンティを勧め、ピノノワール種に目覚めさせた恩人です。

底知れぬ複雑さをご堪能ください。

ソムリエより

カシスやブラックベリー、スミレの花などに似た甘い香りが溢れます。紅茶葉やドライフラワー、シダ、インク、コーヒー、ミネラル感の印象もプラスされます。ジューシーで酸味や苦味とも溶け合い、口当たりはやや軽く感じます。後からゆっくりと鉄分やスパイシーさ、熟成感が現れ滋味豊かです。

繊細で深みのあるこちらのワインに合わせるお料理は煮物、鶏肉料理、青魚などがお薦めです。定番和食料理に合う親しみやすさが魅力。お気軽にお愉しみください。

ポティネ・アンポーは古酒を多く保有している老舗ドメーヌです。テロワールと果実のポテンシャルを尊重した古典的なブルゴーニュワインを産み出します。丁寧な畑仕事を重んじ、香りが強い新樽の使用や旨み付けは控え気味です。ワイン本来の熟成を待ち、テイスティングして飲み頃と判断されたヴィンテージがリリースされます。

《特別な情報》こちらは近年生産者から出荷された蔵出し品です。コンディションは整っています。

ソムリエより

建物も古い教会建築の1つで趣深いです。広大な畑は素晴らしい景観に包まれています。その畑には、ポムロール地区最高峰とも讃えられるシャトー　ペトリュスに似た鉄分の豊富な青粘土土壌がみられます。そのポテンシャルを早くから認めていたコーディエ社が1917年に購入。有能な醸造家も招いて高品質なワインを造り始めます。現在はフランス農業銀行クレディ・アグリコル・グループの傘下にありますが、シルキーな舌触りとエレガンスは変わりません。

ワインも味わいに富み、果実味たっぷり。プルーンやトリュフの芳香がリッチです。タンニンもしっかりとした堅めのワインが長期熟成により丸みを帯びてきました。