1968年のワインの出来

1968

1968年はフランスは1951年以来の多雨に見舞われていまい、ブドウの粒が小さく収穫量も少ない難しい年になっています。味は希薄で酸味が強いワインとなってしまいました。オスピス・ド・ボーヌの競売はキャンセルとなってしまった年。
かつてはシャトー・フィジャック、シャトー・グリュオラローズ、シャトー・カントメルル、シャトー・ラミッションオーブリオン、シャトー・オーブリオン、シャトー・ラトゥールは多少評価されていました。

幸い、スペインのリオハ地区は当たり年になっています。リオハワインを試す面白い年です。

イタリアのキャンティで有名なトスカーナ地方は収穫量が多く良いビンテージです。

カリフォルニアは偉大な年でしたが、市場ではなかなか見つかりません。

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ソムリエ厳選　
1968年のおすすめワインランキング

おすすめ第1位

1968年　コトー　デュ　レイヨン（白ワイン）

生産者：ムーラン・トゥーシェ

フランス・ロワール地方・アンジュー地区

ソムリエより

ワインは芳潤甘口です。ブドウ品種はシュナン・ブラン種100％ですが、収穫時期を4～5回に分け、爽やかさを表現するために2割程度を早摘みし、残りを完熟させ厚みを出します。

設立は1787年。8世代目となる今でも家族経営と伝統的な造りを伝承しています。ワイナリーにある広大なカーブには約70万本のストックがあり「最低でも10年の熟成を経てからでないと出荷しない」ルールも守り続けられています。

甘い

辛い

軽い

重い

税込価格： 27,060円在庫有り

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おすすめ第2位

1968年　バルバレスコ　リゼルヴァ（赤ワイン）

生産者：ジャコモ・ボロゴーニョ社

イタリア・ピエモンテ州

ソムリエより

バルトロメオ・ボルゴーニョが1761年に設立したワイナリーです。1961年に催されたイタリア共和国の建国100周年記念の祝賀会でもワインを提供された格式高い生産者。老舗の元詰め栽培農家で、伝統を重んじながらも大規模生産を行っています

さらに1972年に開かれたワインオークションでは1886年産のバローロが530,000リラ(380万円超)で落札され、それまでのイタリアワインの最高額を記録し話題となりました。古いビンテージワインをお探しの弊社のお客様からもご注文の多い｢ジャコモ・ボロゴーニョ社｣で安心です。

2019年からは有機認証を受けています。伝統を重んじながらも常に先進的な試みも続けています。

こちらの1968年産は長期熟成され、特長的なタールやバラの香りは優しくなり、全体的になめし皮のように熟れた雰囲気が増しています。牛肉の煮込み、しっかりソースのパスタ、フィットチーネ、リゾットなどと一緒にどうぞ。

《色調》ネッビオーロ種のワインを大樽で寝かせて出荷する為か、オリが瓶底に落ちて液中の色素が減り、色調が多少明るめの傾向となります。イタリアワインの古酒特有の繊細で可憐、そして力強い芯のある風味をご堪能ください。

《キャップシール》在庫のボトルにはコルクを覆うアルミフォイルの一部に多少の破損箇所がございます。ご注文いただける際は予めご了承くださいませ。

甘い

辛い

軽い

重い

税込価格： 32,560円在庫有り

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