ソムリエより

ブルジョワ級の中では最高級と評されているシャトー　シトランが造るセカンド銘柄。13世紀にまで遡る歴史有るシャトーです。王室にも縁のあるドニッサン侯爵家が19世紀半ばに去るまで600年に渡って支配していました。

ブルーベリーやブラックベリーなどの黒い果実香にコーヒーやチョコレートの印象も広がります。重過ぎずにバランスが良いです。気軽にストックなさり、美味しい赤ワインが飲みたい時に開けてみてください。期待に応えてくれるワインです。

ソムリエより

評論家が予想した最上の飲み頃期間は過ぎましたが、2007産は堅牢な出来栄えなことからも2025年を超えても健全に熟成を続けていることでしょう。角のないふくよかさに親近感を感じられます。

ブラインド・テイスティングで格付け1級ワインを圧倒する実力があります。

ソムリエより

シャトー　ディケムの１／３程度の価格で購入できるこのワインを買い占めるようなファンもいて「ディケム・ジュニア」とも呼ばれる銘柄です。生産量が少ない稀少銘柄です。こちらの2007年産は特別によくできたヴィンテージです。貴腐ワインファンはもちろん、初めての方に、また、2007年の良質なモノをお求めの方に自信を持ってお薦めできます。

ファルグはブドウ以外の作物もつくる広い農地で、長い間ワインは赤ワインだけを造っていました。1930年代に白ワインのみへと転身し、リリースは1943年からです。その為、高品質ながら格付けされていません。

しかしながら、同じくアレクサンドル・ド・リュル＝サリュス伯爵が所有していたシャトー・ディケムと同じだけの手間を掛けて造られています。

ディケムが複雑さや奥深さを基調とするのに対して、こちらのファルグは濃密さや力強さを志向しています。アンズに似た円みのある甘酸っぱい香味があふれます。

稀少なファルグに合うお料理はフォアグラのテリーヌや青カビチーズが定番ですが、タンドリーチキンやフルーツケーキ、クレームブリュレ(プリン)などでも十分に楽しめます。

ソムリエより

実力の有る第2級シャトーです。格付けの見直しが行われるならば1級に格上げされるだろう、とまで言われるほど品質を向上させてきています。

真面目で堅実、長命タイプでたくましくしっかりした味わいが特徴。その力強さはパワフルさを持ち味とする1級シャトーをなぞり｢サンテステフのラトゥール｣とも言われます。

モンローズのエレガントさにフォーカスできる2007年産ヴィンテージです。酒種バラエティに富んだワインが並ぶ2007年ストックです。その中で、高級ボルドーワインにチャレンジしたいとか、大切な記念日のワイン、妖艶な赤ワインに酔いしれたい方にお薦めです。

シャトー名の由来は、畑近くの山を覆っていた植物のヒースがピンク色の花を咲かせたことから、バラに見立てて「Mount＝山」「Rose＝バラ」という愛らしい名が付けられました。