ソムリエより

均整の取れたボルドーワインです。メルロー種のニュアンスが良く表現されています。ワインの色は澄んだルビー色。ラズベリーやブラックベリーなどの赤や黒い果実の香りに、ドライフラワーやシナモン、メントールの香りも加わります。口当たりは丸みがあり穏やかです。タンニンと酸味も感じられますがシルキーで口内をやさしく流れてゆきます。グリルで焼いたお料理にも良く合います。

ソムリエより

フルーティでフローラル、熟成感にボリュームもありコストパフォーマンス最高なお薦めワインです。

チェリー、カシス、プラム、シソ、革、キノコ、バニラなど。酸味と渋味ははっきりとしていて飲み口は重厚な印象ですが、メルロー種らしく穏やかに口中を流れてゆきます。

ワイン造りでつながる父と娘の温かな絆が味わいを引き立てくれているようです。丸いラベルとピンクのキャプセルが可愛らしく、女性ウケしそうです。

ソムリエより

売りに出ていたシャトー ラペロニーをジェラール・ペルス氏が買収後、画期的な品質向上に成功しているシャトー。「クロ　リュネル」に改名した2001年がファーストヴィンテージです。

コート・ド・カスティヨン産のワインは比較的低価格でデイリーワインに位置づけられるケースが多いのをくつがえすような高品質ワインです。パワフルで堅牢な熟成タイプです。

プラムやブルーベリーの黒系果実の印象に、カカオやチョコレートをイメージさせられる温かく甘い香り、樽香もプラスされ香り豊かです。メインのブドウ品種はメルロー種のため口当たりはとてもやわらかですが、口内に広がる味わいは想像以上にボリューミーで満足度が高いです。飲み頃のピークは2020年までと予想されていますが、評価ポイントも高得点が付けられるほど凝縮感があるので、2027年頃までは飲み頃と言えます。

ソムリエより

2001年から良い出来が続いているソーテルヌの貴腐ワインです。この2007年も地区の評価ポイントは94点を獲得している当たり年です。2042年まで飲み頃のピークが続く凝縮感が特徴です。濃密な極甘口ですが、綺麗な酸味、爽やかさとのハーモニーも絶妙で飲みやすいミディアムボディーです。

かつてはシャトー　ディケムを所有していたリュル・サリュース家が所有していた事も有りますが、1925年にロランド家に売却されました。さらに後の1977年にバリー家に替わります。販売を担うバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社と技術提携を結び、エレガンスとクオリティを調和したワインを造り続けています