ソムリエより

たくましさからエレガントへスタイルを移行したシャトーです。風味が豊かで強すぎないパンチがちょうど良いです。

高品質で「昇格すべき」との評価もある実力派生産者のワイン。

｢タルボ｣はイギリスの暴れん坊将軍。15世紀にはボルドー地方はイギリス領だったため、今でも彼の名がシャトー名として残っています。人気者の男性へのプレゼントにはピッタリ！

《特別な情報》この年のサンジュリアン地区を代表するベストワインに選出されています。

ソムリエより

1834年設立の家族経営の造り手。ローヌの銘醸地に自社畑を所有し質の高いブドウ造りを行っています。伝統的な醸造を守りつつも最新技術の導入にも力を注いでいます。

濃密で力強く存在感に満ちています。完熟プラムや甘いスパイスの風味。タンニン分は心地よく舌を流れて、深い味わいが長く響きます。飲み頃は2040年ごろまで続くでしょう。

ソムリエより

1997年のブドウ品種比率はカベルネ・ソビニオン種82%、メルロ種13%、カベルネ・フラン種3%、プティ・ヴェルド種2%。例年より重厚な構成になっています。芳香は例にもれずとても豊かで、タンニンは想像以上に甘く酸味は控えめです。飲み頃が早くから始まるムートンとなっています。

毎年変わるラベルデザインの中で最も楽しいデザインと言えるのではないでしょうか。にぎやかなテーブルを表現しています。絵の中央を渡るヘビが印象的なキャラクターになっています。日本にも美術館があったニキ独特の作風が描かれています。

《特別な情報》この年のポイヤック地区を代表するベストワインに選出されています。

ソムリエより

1997年産のシャトー・オー・ブリオンは例年よりコンパクトな仕上がりですが、評論ポイントは89点の高得点を獲得。誰もが認める高級ワインの一つです。特徴はなめらかさ、品格の高さ、濃度の濃さにあります。香りはスパイスや葉巻を連想させる古典的な風情です。

フランス革命時の政治家タレーランは美食家として有名で、ナポレオン戦争後に外交官として相手国にこのシャトー・オー・ブリオンを振る舞い、敗戦処理を有利に進めたとのエピソードはこのワインの魅力を語っています。

《特別な情報》この年のグラーブ地区を代表するベストワインに選出されています。